【archive】復興プラン6つのプロジェクトの「めぐる」を考えよう!

和倉トークvol.19を開催しました! 

テーマは、復興プラン6つのプロジェクトの「めぐる」を考えよう!

和倉温泉創造的復興プランにおける6プロジェクトは、個別に進むものではなく、連携した共通課題の解決や相互に高め合う価値づくりも大切にしています。

和倉温泉創造的復興まちづくり推進協議会 事務局アドバイザーの宮田さんをゲストファシリテーターにお迎えして、もっと親しみやすくプロジェクトと「めぐる」を考えてみるトークイベントを開催。

近隣商店や旅館従業員の方、和倉にお住いの方も和倉に関わる企業の方も。
21名の方にご参加いただきました。

発災当初から和倉に寄り添い、復興を支えてくれているプロジェクトリーダー企業さんに、プロジェクトを進めるうえで大切にしていることや、これまでの道のり、直近の具体進捗などお話いただきながら、ざっくばらんにみなさんのご質問にもお答えいただきました。

 

 

まずは社会実験検討プロジェクトより10月24日から始まる「めぐるモビリティ社会実証」のお話! 

プロジェクトを進めるうえで大切にしている考え方

・個別の活用を地域の力に変える「点」から「面」への再生
・”めぐる”を実現するための、持続可能な運用のための「仕組み」づくり

  

プロジェクトトーク 

前回の和倉トークでお話ししていたEVバスが実際に走り始めます。
バス停名称は、参加者セッションでのアイデアが活かされる形で決定しています。

今回の和倉トークでは、e-Palletの先行試乗体験も。
復興プランで描かれた一つ一つが和倉のまちで少しずつ現実になっています。

1ヶ月間の実証実験でどんな「めぐる」が生まれるのか、課題も新たな発見もみなさんで一緒に見つけてみましょう!

 

まちまるごとBCPプロジェクト

プロジェクトを進めるうえで大切にしている考え方

・「まちまるごと」の体現
・備え通りに動ける体制づくり
・災害を正しく恐れる

プロジェクトトーク

BCPマニュアル作成のプロセスで連携や対話を大事だなと思ったエピソードがあります。
プロジェクトでは観光客と住民の避難先を分ける想定で進めていた一方、地域づくり協議会では令和6年の発災時同様に観光客と住民が一緒に避難することを前提にしていたことが、以前の意見交換のタイミングで分かりました。

「前提が違っていてはまち全体のBCPにならない」

そういった気づきも、多くの対話と互いの情報交換があってこそ。
今の「まちまるごとBCP」の考え方やプロセスを大切にする取り組みへ発展してきた経緯が語られました。

また、商店連盟や飲食店を含めた幅広い関係者との連携も話題に。
地域住民や宿泊観光以外の日帰り観光のお客様の避難には、商店との連携も重要です。
「決まってから共有されるのではなく、決める過程から参加できることが大事」と商店さんの立場からの意見を聞くことも出来ました。

 

 

おもてなしの都市デザインプロジェクト

プロジェクトを進めるうえで大切にしている考え方

・山と海を結び自然と共生する景観づくり
・歴史を紐解き土地の記憶を未来へ継承すること
・まち全体で体言する「おもてなしの心」

プロジェクトトーク

「観光客もコンクリートの整った空間だけでなく、自然体験を求めている傾向がある」

夕日を眺める時間、海辺で過ごす時間、自然と共にある暮らしの風景。
そうした和倉らしい景観や体験を、観光資源であると同時に暮らしの価値としても残していきたいという思いが語られました。

サスティナブルツーリズムやBCPと連携して、自然豊かな体験と安全な観光地、環境保全と安心して暮らせる地域、それらをつなげてまちの魅力として落とし込むような役割を本プロジェクトが担っている。

 

 

脱炭素エネルギーによる地域連携プロジェクト

プロジェクトを進めるうえで大切にしている考え方

脱炭素に関わる事業を通して、地域全体に活気がめぐり、次世代につながるまちへ

プロジェクトトーク

旅館や商店が使用するタオルや水、紙類などを地域で共同調達し、一部を防災備蓄として活用する仕組みづくりが進められています。
共同調達する備品の一つ一つにも”地域らしさ”や”おもてなしの考え方”が表れます。
 
「本当にペットボトルでいいのかな?」
「水を備蓄するなら環境配慮も合わせて考えたい」
「ペットボトルを適切にリサイクルする仕組みをお伝えできることも和倉らしい価値では?」
 
トイレットペーパー、シングル・ダブル論争も意外な盛り上がりを見せました。
「シングルだとちぎれやすくて、床にペーパーが落ちて汚れてしまう」
「トイレットペーパーひとつとっても、”やっぱり和倉だな”と思ってもらえる品質は大事」
「旅館だけではなく、和倉の飲食店でも同じように考えている」
 
地域の環境を大切に考え、観光の方にも環境のことを考えてもらえる和倉でありたい。
どこへ行っても和倉らしいおもてなしを感じられる観光地でありたい。
 
和倉らしさは、こんな細かな心配り一つ一つから出来ていることを改めて共有出来ました。

 

 

次世代和倉温泉の収益力向上プロジェクト

プロジェクトを進めるうえで大切にしている考え方

収益力向上に必要な要素を分解し、対象施設へのヒアリングをもとにどこに課題があるかを共有。

 

 

サステナブルツーリズムプロジェクト

プロジェクトを進めるうえで大切にしている考え方

七尾湾を「子ども達が安心して遊び、学び、誇れる海」として再生。
その恵みを観光・漁業・地域の暮らしにつなげ次世代へ継承する

プロジェクトトーク

参加者からは、和倉の自然環境や海との関わりについて多くの意見が出されました。

「昔の写真には水上スキー教室や海遊びなど、海と親しむ風景が数多くある」
「昔のように自然と触れ合える和倉を残したい」
「夕日を楽しめる場所を増やしたい」
「SUPや海の生き物観察などをもっと気軽に体験できるようにしたい」
「船で立ち寄れる環境を整えたい」

シーサイドパークに構想されているアクティビティセンターとの連携や、海辺のアクティビティを暮らしと観光の両面で活かしていく未来像も語られました。

「めぐる」がプロジェクトをつなぐ 

プロジェクトは単独で進むものではなく、どれもつながっています。
BCP、防災、景観、里海、観光、エネルギー、交通。
それぞれ異なるテーマに見えても、「めぐる」というキーワードで考えることで、まち全体の動きやつながりが見えてきます。

「これはめぐるだろうか?」

そんな問いを持ちながら、住民、事業者、行政が一緒になって考え続けることの大切さをみなさんとこれからも共有していきたい。

(和倉温泉創造的復興まちづくり推進協議会 事務局アドバイザー 宮田さん)

「この復興はヒーロー排出型」  

この復興はいろんなヒーローが出てくる”ヒーロー排出型”です。
特別な誰かがまちを変えるのではなく、まちづくりに関わる人が少しずつ増えていくことで、和倉の魅力も大きくなっていく。

若者や子どもたちがまちづくりに関われることは、和倉の未来にとって大切な意味がある。

 (和倉温泉創造的復興まちづくり推進協議会 代表 多田さん)

 
 

今回は盛りだくさんの内容でした!
皆さま、お足もとの悪いなかご参加いただきありがとうございました。

お話し足りなかったこともあると思いますので、またお声をお聞かせください。
わくらすでお待ちしています!

 

 

e-Palletの先行試乗体験!皆さんと乗れて楽しかったです。笑